「防災訓練」をきっかけに外国人住民とのコミュニケーションを

鷺宮西住宅自治会

子どもや外国人住民が楽しめる防災イベント

防災多文化共生
町会・自治会応援キャラバン
2022年度
中野区

事業のポイント

1:「やさしい日本語」のチラシや地域の日本語教室との連携等により周知を強化
2:実演やイラストを使ったゲーム等、わかりやすく楽しめる企画を実施
3:外国人住民が自治会に加入するきっかけとなった

事業の概要

鷺宮西住宅自治会では、世帯数の1/4を占める外国人住民の加入が少ないことや、高齢化による活動への参加者の減少等の課題がありました。そこで、住民同士の交流のきっかけづくりとして、子どもや外国人住民が楽しめる「防災イベント」を企画しました。
「やさしい日本語」での開催チラシの作成や、団地内の防災無線でのネパール語・中国語・日本語での案内放送、地域の日本語教室と連携した周知等を行った結果、100名以上の外国人を含む約200名が参加しました。当日は、携帯トイレの使い方について実物を使って説明したり、イラストを用いた家具転倒防止に関するゲームを行うなど、子どもや外国人でもわかりやすく楽しめる企画を実施しました。
参加者へのアンケートでは、イベントについて「よかった」との回答が96%と高評価でした。また、これをきっかけに、10名ほどの外国人住民が自治会に加入しました。
●協力団体●
野方消防署、野方警察署、(社福)中野区社会福祉協議会、中野区国際交流協会(ANIC)、NPO法人HATI JAPAN多文化多言語の子ども発達支援、中野区役所等

リンク

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