町会・自治会は信用、信頼、実績の「箱」

芝園団地自治会

協働パターン:自治会と学生

多文化共生協働
2015年度
埼玉県

事業のポイント

1:地域の国際交流イベントを切っ掛けに学生たちとつながる
2:イベント企画段階からの話し合いで、「あいさつできる関係」を構築
3:継続的な出会いの場を経て、外国人住民の自治会役員就任も

事業の概要

芝園団地自治会は、埼玉県川口市の西端に位置する大規模団地で、居住者の約6割は外国人住民。ゴミの分別など、生活習慣の違いに起因する問題が大きく報じられた時期もありました。

自治会では、学生中心の団体「芝園かけはしプロジェクト」と協働で、日本人と外国人住民のつながりづくりを目的に、「多文化交流クラブ」を定期開催するほか、外国人住民に生活習慣を伝えるツールとして、冊子「芝園団地のみんなの生活のヒント」を作成しました。その作成過程では、日本人と外国人の住民が、外国人住民の困りごとと解決策について話し合うワークショップを開催し、学生が中立的な立場から、両者の想いを尊重して取りまとめました。

これらの地道な多文化共生の取組により、現在では、外国出身者も自治会役員を担うようになっています。

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成果物